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脳卒中で麻痺などがある患者さんは退院後に訪問看護師の介助をうけるケースが多いですが、入浴時に転倒して骨折などの大怪我をすることがあります。通常、歩行・移動・身体を洗うなどの行為は、訪問看護師の入浴介助のもと、行います。 麻痺などの後遺症に限らず、筋力低下がみられる高齢者がいる家庭の場合、浴室内には手すりが付いており、バスボードやシャワーチェアーがあるのが普通ですが、それでも事故は起きるものです。 看護師がタオルを撮ろうとして一瞬目を離したとき、利用者がシャワーチェアーから立ち上がり手すりに掴まって脱衣所に移動しようとしたところ、足が滑って浴槽の縁に頭をぶつけた事例が全国訪問看護事業協会に報告されています。 既に浴室内や脱衣所に手すりが設置されており、シャワーチェアもありました。しかし、①脳梗塞を患った後であること、②下肢筋力がていかしていたこ、③生活全般において解除が必要であったことを考えると、よく室内では看護師は決して目を離してはいけません。 さらに、入浴中は血圧の低下による血圧の変動により、普段の生活ではできたことができなくなっていたとも考えられます。入浴中は普段よりも自己のリスクが高いことを忘れないようにします。 また、滑り止めマットが設置されていることが望ましいです。利用者に合わせた安全で、安心して入浴できるような環境整備や利用者の状況をアセスメントして、家族とともに考え直すことがよいでしょう。 この事例では意識レベルを確認しながら着衣し、寝室に横になってバイタルサインを確認し、状況を主治医・管理者に報告したのは幸いでした。事故後、家族には利用者に変化があったら連絡するように話しをしましたが、家族はどのようなことに気をつける川からない場合があります。また、少しの変化が大事に至ることもあることがわからないこともあるでしょう。 外傷後2週間以降に発症する可能性のある慢性硬膜下血腫の症状(意識障害、頭痛、吐き気等)などを具体的に話したほうがよいでしょう。また、筋力低下、生活行為への解除が必要である状況より、入浴等の際に安全にまたはリスクを減らすため、筋力アップのためのリハビリテーションを行うようにするのも一つの方法です。 PR
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