両親や家系に狭心症や心筋梗塞の人が多かったり、胸痛や息切れを時々感じたりすると、自分も心臓病ではないかと心配する人も多いと思います。最近は人間ドックなどを利用する人も増えてきていますが、こと心臓病に関しては、一般の人間ドックだけでは病気を発見できない場合もあります。

例えば狭心症の発作は安静時の心電図で発見することはできません。自覚症状のない心臓肥大、無症状の狭心症や心筋梗塞は、精密検査を行わなければ見つかりません。心臓や血管の形態的な異常の診断には超音波検査を行います。安静時心電図からは診断できない心筋虚血の診断や不整脈はトレッドミルによる負荷心電図が役に立ちます

こうした検査を行うのが心臓ドックで、検査項目には心臓超音波検査、安静時・負荷心電図、胸部X線、LDLコレステロールや中性脂肪、GOT・GPTなどの各種血液検査、尿検査、オプションでMRIやMRA、CT腫瘍マーカーなどの検査を行います。

高血圧、コレステロールか中性脂肪が高い高脂血症、あるいは糖尿病のある方、家族や兄弟に脳卒中や心臓病の人がいる方、喫煙習慣のある方、心臓に不安のある方は一度心臓ドックを受けてみてはいかがでしょうか?また血圧の高い方は、MRIやMRAによって脳梗塞や脳腫瘍などの脳疾患を未然に防ぐ脳ドックも有効活用するとよいでしょう。

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