準大手の製薬会社の共通課題は、目下世界最大の医薬品市場であるアメリカで、自社販売による収益構造を構築することにつきます。当然ながら、自前で現地販売するに足る医薬品を開発することが大前提となります。
田辺三菱製薬が高リン血症治療薬、大日本住友製薬は総合失調症治療薬、塩野義製薬は抗肥満薬と、3社はいずれも将来の社運をかけた医薬品の候補をアメリカで開発中です。
欧米市場で通用する自社製品を生み出すために、最低限必要な研究開発費が500億円程度、対売上高比率を20%とすると少なくとも2000円億円以上の自供規模が必要となります。